社員を知る

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道路や橋の工事は
どれも印象的で、
まちの変化に携わる仕事は
大きなやりがいが感じられます。

立川 斗偉
工務本部 土木部 2019年入社

01.入社のきっかけは?

昔から早く自分で働いてお金を稼ぎたい気持ちがあり、尊敬する兄が通っていた地元の工業高校に進学。明確にやりたいことは決まっていませんでしたが、土木分野の基礎知識を一から学びました。その経験を活かしながら、道路やトンネルなど規模の大きな工事に携わることができる会社を探していた際、谷川建設に入社した先輩から「上司も親しみやすく雰囲気が良い会社だよ」という話を聞いたことがきっかけで志望。入社後は希望通りに土木課の配属となりました。周囲には県外に就職する友人も多くいましたが、私は大切な家族や友人たちの近くで暮らしながら働きたくて、最初から生まれ育った長崎県内の会社に絞っていました。兄も県内の建設会社で働いているので、休日に実家に帰省した際にはお互いの仕事の近況報告をしています。入社して一番最初に主担当となったのは、浄水場の耐震補強工事です。擁壁を設けて、測量をもとに必要なコンクリートの量を割り出し、着実に作業を進行。上司のサポートのおかげもあって無事に終えることができた時は、達成感を感じました。その後も担当した現場それぞれに思い入れがあり、今でも強く印象に残っています。そして現場経験を重ねていく中で、以前よりも先の工程をイメージした上で的確なスケジューリングや指示ができるようになりました。

02.仕事内容とやりがいを教えてください。

土木工事の現場監督として、施工管理や品質管理を行います。道路や橋、トンネルなどの公共工事が中心で、発注元と打ち合わせを重ねながら、下請け会社の現場作業員と連携して進めます。現在担当しているのは、長崎県内にあるダムの補修工事です。工期は7ヶ月程度と比較的短く、大規模なトンネル工事などの場合は5年以上かかる場合もあります。谷川建設では工事の種類ごとに専門担当者を分けず、それぞれの社員がいろんな現場を担当します。普段から現場作業員とのコミュニケーションは特に大切にしていて、これは上司から教わったことでもあります。仕事やプライベートの話を気兼ねなくできる信頼関係を築くことで、スムーズな意思疎通と作業の進行に繋がります。仕事でやりがいを感じるのは、やはり工事が無事に完了して発注者の検査が終わった時です。先日、新しい道路の開通工事を一部担当しましたが、実際にたくさんの車が走っているのを見て、頑張ってよかったなと感じます。西九州新幹線の開通に合わせて、新しい線路を支える柱の工事にも関わりました。まちの景色を変えるような大きな建造物を造る仕事なので、明確なやりがいが感じられます。

03.嬉しかったこと困難だったことは?

困難だった現場は、駅のロータリーや高速道路出入口の橋の工事です。工事期間中も人や車が通過するので、事故が起きないよう気を配る必要があります。利用者がいない夜間に工事を進めることもありました。とにかく安全第一に、案内標識の設置やガードマンの配置を細かく検討して対策。その上で決められた工期をきちんと守れるように、計画的な施工管理を心がけました。どちらも難しい現場でしたが、苦労した分だけ完成した時の嬉しさや喜びは大きくなります。先日の道路工事では、予定していた合流地点の地盤が下がっていたため、盛り土をして高さを合わせる大がかりな作業を担当しました。道路全体の中でも一番やりにくい部分でしたが、工期内でスムーズに終えることができてホッとしました。ちなみに土木工事の中では、特にトンネルの工事が難易度が高く規模も大きなものとなります。いろんな現場を経験してもっとレベルアップして、いつか挑戦する機会があれば担当してみたいです。

04.就活中の方へメッセージ

昔の建設業は厳しい職場環境や仕事内容というマイナスイメージがありましたが、実際に就職すると安心して働くことができて、全くそのように感じていません。土木工事は発注者があらかじめ週休2日を設定している場合が多く、会社としてもなるべく残業を減らすよう取り組んでいます。もちろん体力的に大変な場面もありますが、同期や先輩、上司と切磋琢磨できる環境です。仕事とプライベートを両立することは十分可能なので、少しでも興味のある方は志望してほしいと思います。そして自分の関わった道路や橋などを多くの人が利用する土木工事は、頑張った成果がハッキリと形になるやりがいの大きな仕事です。休日に地元の友人とドライブする際には「この道路の工事、おれがしたんだよ」と自慢して話すことがあります(笑)。まちが大きく変化する時には、必ず土木工事が必要となります。そこに深く関わる貴重な経験を一緒に積み重ねていきましょう。

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